あたくし小説

30代ママ、しぃの日々の諸々を書き残す「私小説」。不妊治療・子育て・映画・洋ドラ・キャリアアップ・ヲタ文化等々、好きなものを好きな時に発信中。

うちの夫の育児参加が優秀である件と、その理由

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育児参加に関して。うちの夫の考え方

私たちが結婚した当初、うちの父が夫に対して「共働きなんだから、子どもができたら君も育児を手伝わなきゃダメだよ」とエラソに言ってました。

その時、夫は「何言ってんだこの人」と思ったんだそうです。

というのも「育児って両親揃ってやるもんだろ。手伝うとかそういう発想はおかしい。やるに決まってるのに、なんで改まって言われなきゃならないんだ?」ということらしい。

この発言に私は拍手喝采でしたね( ・∇・)これが正常な発想ですわ。

うちの父なぞ、私や妹が生まれた時、病院に来なかったらしいので!(母は未だに根に持っています)

 

夫のどの辺りが優秀なのか

夫はどちらかというとずぼらで、家事に関してはマメさに欠けます。

すぐ散らかすし、洗濯物は溜めるし、インテリアセンスも皆無。かなり長期間部屋を掃除しなくても平気です。料理もできなくはないのですが、しなければいけないものとは全く思っていないようで、毎日出来合いのものでも外食でも平気。よって、食事は基本私が皆作ります。

このように、私と家事の遂行基準はかなり違うのです(でも、私の機嫌が悪くなるので、できうる範疇で頑張ってますが)。

ところが!育児に関しては、全く違いました。

夫は前述の発言の通り、イクメンなどとわざわざ呼び名をつける必要もないくらい、当たり前のようにチビを一緒に育ててくれています。

私があれせよこれせよと指示する必要全くなし。自分から動きます。

私がチビのおむつを替えている最中、汚れたおむつを外してそばに置いたとしますね。何も言わずにそれをスッと取って処理する(世の中には、ウンチおむつに近づくことすら躊躇するパパもいるらしいですね)。

ぐずるチビをあやすのを、自発的に交代してくれます。私が頼む必要もなし(言われなきゃ何もしないとか、オロオロしているだけのパパも多いようですね)。

赤ちゃんはあらゆる「予想外」をやらかしてくれるものですが、「予想外」にあまりイラつきません。これは助かります。

自分なりに子育てへの考えはあるらしいのですが、今のところは私のこだわりやら考え方やらを優先してくれています(先々はきっと話し合うことも増えるのでしょうが)。

チビがいるぶん、家事はラクせよといつも言ってくれており、多少料理が手抜きだろうが、掃除が行き届いていなかろうが、洗濯を忘れようが、一切文句は言いません(私もこれに甘えないよう、まめに家事をこなせるよう気をつけなきゃなりませんね)。

チビは今のところ手がかからない子なので、私はそんなに大変な思いをしているという自覚もないのですが、それでも「いつも大変だよね、ありがとう」とまめに言ってくれる人です。

このように、小さなことばかりですが、こういうのが当たり前のようにできる人です。そして、チビが可愛い可愛いと連呼しつつ、色んな世話をしています。

私は、夫をイクメンに育てなくては!と頑張って働きかけたことはないです。にも関わらず、何故夫はこうなのか?ちょっと考えてみました。

夫は3兄弟の末っ子なので、間合いを読む・人の顔色見る・状況によって自分の出方を変える、とかいうことに長けています。また、人間を相手にする仕事をしているため、さらにそれに磨きをかけている節もあります。

そしてそれ以上に、彼の動き方を見ていると分かるのですが「しぃが育児のメインで自分はサポーター」とは思っていないらしい。はじめっから「育児分担は妻50・夫50なのだ」考えている。実に地味なもんですが、こういうマインドを持ってくれていることが何よりも大きいですね。世の中には、口には出さないまでも、そうは考えていないパパも少なからずいるようですからね。

 

育児参加は時間の長さだけが全てではない

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ただ、平日は事実上、私のワンオペ育児になっています。

夫は仕事が多忙のため、これは致し方ありません。平日の育児参加はほぼないと言ってもいいかもしれない。チビが起きる7時にはもう家を出なければいけないし、チビが寝る19時にはまだ帰ってきていないことがほとんど。

とはいえ、時間の長さだけが全てじゃないと思いますね。通常勤務の夫と育休中の妻という状態であれば、育児参加時間を完全に公平にするのは難しいです。

なら、その中でどうにかうまくやるしかない。うちの夫の場合は、上に記した通り、チビに関われる間は自ら率先してあらゆる場面で動き、私を労うことを忘れず、ということを押さえているため、これは非常に「うまくやっている」ケースかと思います。実際、平日ワンオペであることに私がストレスを感じているかというと、そこまでではないんですよ。まあこれは、今のところチビにあまり手がかからないからかもしれないですが…。

 

こういうのがごく普通であってほしい。

ネットで「赤すぐ体験記」とかを読むと、旦那さんを育児に参加させるために奥さんが奮闘している様子とか、こんなワザを使って旦那を動かしました!地道にイクメンに育てました!とか、様々なエピソードが載ってますよね。

私はこういうのを読むと、逆に絶望します( ;∀;)ここまでしないと、世の男性諸氏は子育てに参加しないものなの?と。

「育児分担は妻50・夫50なのだ」という考えと、それを実際に行おうという行動力が、ごく普通のことであって欲しいですよ。では、どうすればそうなるのか?

最近思うのは、男子が育っていく過程において、両親揃って子育てする姿を見せ、それが当たり前のことなんだと叩き込むのが手っ取り早いんじゃないでしょうか。両親がその子にとっての良きロールモデルになるのがいいのかな。

これこそ正解!というものはなかなか見つからないのかもしれません。

ですが私は、夫の姿を良き父親ロールモデルとして、チビに見せていきたいと思っています。

 


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