あたくし、布おむつ派!いずれはおむつなし育児も
↑上記の写真は写真素材サイトよりダウンロードしたものです(^^;;
唐突ですがあたくし、チビを布おむつで育てています。
退院してからしばらくは育児に不慣れなため、紙おむつで通していましたが、妊娠中より布おむで育てるつもりでブツも揃えていましたので、生後14日を超えた今、ついに始めました。
とはいえ、さほど徹底しているわけではなく、
- 日中は布おむつ
- 夜の就寝前は紙おむつをあてる(熟睡して欲しいため)
- 外出時は、ごく短時間であれば布おむつを当てたまま行ってしまうが、数時間単位の外出の時は紙おむつをあてる(まだ外出なんてできてないけど)
- 感染症が疑われる場合は紙おむつをあてる(まだそのような事態になったことはないけど)
という緩いルールを定めました。そうじゃなきゃ続かないと思うので。
さらに、チビの首が座ってきたあたりではおむつなし育児も取り入れて行きたいなと思ってるんです。
これらは、妊娠初期から決めていたことです。「基本、布おむとおむつなしの併用。状況に応じて時々紙おむ」というやり方にしようと。
何故布おむつに決めたのか
さて、洗って干すという手間が付いて回る布おむつを選んだ理由ですが、まず入り口としては、私が妊活中に布ナプキンを使っていたからというのが大きいです。自分自身が布ナプの付け心地の良さにはまり、長年悩まされていた生理痛さえも消えたという体験をしていたんです。じゃあ紙ナプやタンポンって一体何だったんだ…ってなるんですが。
布ナプ使用体験は、以下の記事の中で触れています。
で、私が布ナプ一式を揃えたショップはここです。一式揃えるにはやはりそれなりの初期投資は必要でしたが、ここの製品は使いやすくて可愛く、今でもお気に入りです。
このLINTENさん以外で布ナプを買ったことはないんですが、他にも何となく、布ナプやオーガニックインナーを取り扱っているショップのサイトをいくつか巡ってみました。で、布ナプと一緒に、布おむつとおむつなし育児の支援グッズも取り扱っているショップを見つけたんですね。
自分自身が布ナプの使用感にハマるという体験をしていましたから、布おむつに対する心理的なハードルは低かった(むしろなかった)。
私は専門家ではないので、よく言われる「紙おむの吸水ポリマーがよくない」だの「経皮毒」だの「体を冷やす」だの、そういった説に信ぴょう性があるのかは言及できませんが(ただ、私の生理痛は消えたんだよなあ…)、自分の布ナプ経験から、使っていて気持ち良いものであることは間違いなさそうだ、ということだけは感じたわけです。
ここで、赤ちゃんの立場になってみて下さい。
特に女性なら想像しやすいかと思います。紙ナプの感触に近いもの(紙おむ)を、ほぼ1日中しかも365日当てられっぱなしにされているのと、普通の綿製のもの(布おむ)をほぼ1日中365日当てられっぱなしにされているのと、気持ち悪くないのはどっちでしょうね?
そう考えただけで「あ、布おむに軍配(°▽°)」となったわけです。単純ですかね?
色々調べて見えてきた、布おむのメリット
で、それに加えて、布おむには色々なメリットがあることが分かってきました。
まず、これは布おむのメリットというよりは紙おむのデメリットなんですが、紙おむの使用によって、おむつ外れが遅くなっている説。何故そうなるのか?大まかな流れは以下の通りです。
- 昨今の紙おむつは優秀すぎて、おむつの中で排泄しても、あまり赤ちゃんが不快感を感じない(数時間分吸収してもサラサラ蒸れない、とか)。
- 「おむつの中で排泄=不快」という実感が薄いまま成長。親も、紙おむの優秀さ&使い捨てゆえの勿体無い精神&赤ちゃんも不快を訴えない、で、マメにおむつを替えなきゃという意識がだんだん鈍ってくる。赤ちゃんの排泄感覚も鈍り、更に成長。
- 2歳が近づいてきたあたりで、親が突然トイレトレーニングを開始。「おむつの中でしないよ!トイレでするよ!」と教えられる。
- 「おむつの中でしても別に気持ち悪くないのに、何でいきなり場所を変えろって言うわけ?」と混乱。トイレトレ進まず。親は焦る。それを感じ取ってますます混乱。トイレに苦手意識を持つ。余計進まず…の悪循環。
- 2歳をとうに過ぎ、3歳に近づいてもトイレトレが完了せず。
こういうケースが増えているらしいんです((((;゚Д゚))))))) 確かに、分からなくもないですね。
一方、布おむは性能的には全く優秀ではなく、濡れたらびちゃびちゃなままです。そんな状態のままでは不快ですよね。で、赤ちゃんにとっては、この不快を感じ取り、親に訴えさせることが重要なんだそうです。この「おむつの中ですると不快に感じる」経験が、ゆくゆくは「おむつの中は排泄するところではない。トイレでするものだ、トイレでした方が気持ちいい」となり、スムーズなおむつ外れにつながる……らしいんです。
ただまあ、私の場合はまだ始めたばかりのため、本当に布だとおむつ外れが早いのかを実証できていません。ゆくゆく検証ですね。
次は経済的だという面です。布おむの方がトータルで見たら安上がりなようです。そりゃ初期投資はかかりますよ?布ナプの時と一緒です。ちなみに、私が布おむセット一式を揃えたのはこのショップです。
初期投資は確かにかかりますが、使い捨てでない以上、長い目で見ると紙おむオンリーで行くよりははるかに安くなる。更に2人目以降にも使いまわせます。この通りに行けたとしたら、かなり助かりますね。
他にも、
- 洗って乾かす手間はあるが、その分ゴミを出さなくて済む
- 紙おむに比べるとおむつ替えが頻繁なため、赤ちゃんに向き合う頻度が増え、コミュニケーションが取れる
- 布おむのおむつカバーをつけさせているさまが可愛い
というメリットが挙げられるようです。
おむつなし育児とは?
で、おむつなし育児ですが、これは「Elimination Communication(EC)」と呼ばれることもあります。普通ならおむつ当てっぱなしにされている赤ちゃんが、おむつの外、つまりおまるやトイレで排泄できるように親が支援するという方法です。赤ちゃんの様子を見て排泄のサインをキャッチし、そのタイミングでおまるをあてがったり、トイレに連れて行ったりする。おむつの中ではなるべくさせないというところに意味があります。
赤ちゃんの排泄感覚を鈍らせない、おむつの外でした方が気持ちいいのだと知ってもらう、というところに意味を置いているので、早期トイレトレーニングとは違います。親と子のコミュニケーションの一つだと位置付けられているのだそうです。その辺り、布おむの目的と重なりますね。
私がこれを知ったのは、大学時代の友人が実践していたからです。
友人宅へ赤ちゃんを見に行った際に「おむつなし育児というのをやっている」と聞き、その時は「何それ?」状態だったのですが、何となく覚えていたのです。
で、自分の妊娠が分かり、布おむを採用すると決めた際に、布おむユーザーはおむつなしも一緒に実践することが多いと知りました。実際、私が布おむ一式を揃えたショップ「エストランセ」さんでも、おむつなし用支援グッズを扱っていましたし(私もおむつなし用のおまるを購入しました)。
これはいつ始めてもいいらしいんですが、とりあえず私はチビの首が座ってからにしようかなと考えているので、まだ実践には至らずです。また詳細は後日書きたいと思います。
まずは、布おむ育児の実践レポからですね!どのように進んでいるのかは、次回解説したいと思います。