あたくし小説

30代ママ、しぃの日々の諸々を書き残す「私小説」。不妊治療・子育て・映画・洋ドラ・キャリアアップ・ヲタ文化等々、好きなものを好きな時に発信中。

「ジーナ式ネントレ」始めました

ジーナ式ネントレって?

この本、ご存知でしょうか。
「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」
(原題は「A New Contented Little Baby Book」"満足した赤ちゃん"という意味だそうです)

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著者はジーナ・フォードさんという方。イギリス人のナニー(プロのベビーシッター)さんで、有名人や上流階級を顧客に持ち、何百人という赤ちゃんのお世話をしてきた凄腕なんだそうです。蛇足ですが、イギリススキーの私としては、イギリス人の本だというだけでテンション上がる (^^;;。

この本では、この方の長年の経験により確立された「赤ちゃんの生活リズムを整えることで、寝かしつけ不要・夜通し眠って勿論夜泣きナシの、ハッピーな赤ちゃんに育てる方法」が紹介されています。

親からすれば、そんな夢みたいな方法あるの!?と思ってしまいそうです。

ヨシタケシンスケさんが著書の中で、「子育てが大変になるかどうかは、赤ちゃんが夜にまとめて眠ってくれるかどうかにかかっている」と述べておられました。それくらい、赤ちゃんの睡眠って、子育ての中で大きなウェートを占めているようです。

で、実際にこの本の通りにしたことで「救われた」という書評はアマゾンで散々読みました。ご自分のジーナ式実践を紹介しているブロガーさんの体験記も読みました。大なり小なり効果ありとの声が多いようでした。

ただ、本のメソッドにはめ込んで育てるのを「赤ちゃんが可愛そう」と思ってしまう人や、神経質な人や完璧主義な人には難しいかもしれないです。

私の周囲の子持ち友人は、このメソッドを誰一人として知りませんでした。あまり日本ではメジャーではないようです。

 

何故、ジーナ式ネントレを取り入れようと思ったのか

私は妊娠中からこの本を読み込み、ジーナ式を取り入れてチビの生活リズムを作る、ゆくゆくは寝かしつけ不要な子にすることを目指す、と決めていました。

ジーナ式を採用した理由はいろいろありますが、まず真っ先に挙げられるのは、なんの指針も持たずにボサッと育てたくなかったからです。専門家が確立したメソッドがあって、それを勉強することによって自分の子育てが楽になったり、より良くなったりするのであれば、勉強しよう!という気持ちがありました。そりゃあ、相手は生身の人間ですから、全く本の通りに育てられるとはさらさら思っていません。でも、初めての子育てなわけだし、知識を入れておくくらいの努力はしておきたかったのです。

もう一つは、「赤ちゃんのために自分を犠牲にしてぼろぼろになるのが、必ずしも親の愛ではない」という考えが私の根底にあるからです。
自分の友人たちから聞かされた話や、ネット上での子育てエピソードからは「寝不足で毎日フラフラ」「まるで苦行のよう」「子どもを産んでから自分の時間が全くなくなった」「終わりのないトンネルの中にいるみたい」という声。で、「母たる者、それに耐え、乗り越えてなんぼだ」という風潮が日本にはある。そう、特に母の方に来るんですよね、父の方ではなく!
そういう子育て観って何かズレてる、腑に落ちない、と私は前から思ってました。
そりゃあ、子育ては楽なことではないに決まっています。人間を育てるわけですから。とりわけ、産まれたばかりの赤ちゃん相手なら当然です。
でもね、子どもって、親を苦しめるために産まれてくるわけじゃないと思うんです。闇雲に苦しむ・耐えるだけじゃなくて、もっと他に方法があるんじゃないの?考え方もあるんじゃないの?それを知らないだけじゃないの?と、反発のような思いを結構前から持っていたんです。

その思いを後押ししてくれたのがジーナ式でした。これだ!!と思えたのです。

専門家のメソッドに準じて育てるのであれば、その労力は要ります。でも、それに見合っただけのメリットは十分にあると判断したため、出来る限り頑張ってみようと思い、取り入れることを決めました。夫も理解を示してくれました。

 

ジーナ式の難点①「本が読みづらい」

ただ、ジーナ式を取り入れるにあたっては、難点もいくつかあります。まずはこれ。「本が読みづらい」こと。

これはネット上でも有名な話ですが、この本、ほんっとーに読みづらいんです( ;´Д`)
文章は、翻訳者さんが綺麗な日本語に整えてくれてはいるんですが、章立てがまずいですね。あれは章の前後を入れ替えるだけでもかなり違うと思うんですが…頑張って読み進めていっても、後でまた前のページに戻って来ないと分からない箇所が結構あったりします。
ですから、初めての子育てにあたふたしている新米ママさんが、子育ての片手間に読むのはお勧めできないです。読めません。妊娠中に読み込んでおくことをお勧めします。私もそうしました(で、あっという間に付箋だらけになりました)。

 

ジーナ式の難点②「スケジュールが細かすぎる」

 ジーナ式ネントレは「ジーナが確立した、赤ちゃんのバイオリズムに則ったスケジュール」に従って1日を過ごさせることで成り立ちます。魔法みたいなテクニックが1つ2つあるとかいうわけではなく、スケジュールを毎日こなしてリズムを作ってやれるか、寝かしつけの悪い癖をつけないようにしてやれるか、に重きが置かれているわけです。

で、ここでは紹介はしませんが、そのスケジュールが非常に細かい。分刻みです。

しかも、月齢(週齢)別に少しずつそれが更新されるので、それにも従っていかないといけない。

これを完璧にこなすことは正直難しいです。できてる人がいたら教えて欲しいくらい!( ;´Д`)必ず1日のうちにスケジュールを守れない部分が出て来るし、それを元に後を調整しなければならないこともある。

こんなん無理!!と拒絶反応を起こしてしまう人や、完璧主義で少しのズレにもキーッとなる人には向かないですね。大事な部分だけを押さえて、まあ少しぐらいスケジュールがずれてもいいや〜くらいじゃないと、続かないです。実際、ネット上での体験記でも結構ゆるくやっている人が多いようです。

 

ジーナ式の難点③「新生児に採用するには無理がある」

これは今現在、自分が強く感じていることです。
ジーナのスケジュールは、もう生後1週目から設定されているため、やろうと思えば退院後からすぐにできるんです。実際、私も退院直後からやってみました。 

…しかしですね。新生児をスケジュールにはめるのは不可能でした。

まだ生後2週間にもならない新生児って、頻回授乳だし、まだ親子共々手探り状態だし、眠り方も学習中で予測がつかないし、ジーナのスケジュール通りに動かすのは非常に無理がありました。Orz

ですから私は、まだチビが新生児のうちは、ジーナの教えの中の大事な部分だけを押さえるだけとし、必ずしもスケジュールを遵守することはない、と早々に開き直りました(爆)。

 まあでも、続けることに意味があると思うので、頑張りたいと思います。

 

 では、実際チビへどのようにジーナ式を実践しているのか。それについての詳細は、次回より書きたいと思います!

 


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母乳相談で感じたことと、マタニティブルー

母乳相談へ

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さて、産後10日目となりました今日、産院の母乳相談に行って来ました。外来の休みの日にやっており、予約もせずにふらりと行って良いということで、チビを連れて行ってきました。

退院前に、来たら?と助産師さんに誘ってもらっていたというのもあり、ここ1週間ばかりの母乳の出具合が謎だったというのもあり…ということで。いかんせん、母乳って出ているかどうかが目に見えないから、一生懸命与えているつもりでも謎ばかりなんですよね。

やったことはと言いますと、母乳測定です。

  1. チビの体重を計る
  2. チビにいつもどおりに母乳を飲ませる
  3. 飲ませた後のチビの体重を計る
  4. 3のチビの体重ー1のチビの体重=出ていた母乳の量(cc)を割り出す

というもの。で、それを元に今後の授乳方針を決めるという指導でした。マッサージされたり、あれ食えこれ飲めもっと寝ろ、とかいう指導がされるのかと思ってましたが、そういうんじゃなかったですね(それは桶谷か?)。

で、母乳を飲ませるところから躓きました。Orz

行った時刻、ちょうどお腹ペコペコの時間帯に当たるはずなのに、何故か爆睡してしまっており飲む気が全くないチビ。看護師さんにくすぐられて無理矢理起こされ、ギャン泣きの後に嫌々飲み始めました。おいおい…(-_-)道中のチャイルドシートの中でウトウトしてしまってたのがいけなかったのかな。

で、嫌々のまま飲み終わり(いつも片胸10分ずつ吸わせてましたが、10分ずつには届かなかった)、計測。結果、飲ませられていたのは45ccだと判明。

退院時の計測よりはずっと増えてます。でも、産後10日だし、もっと出てるんじゃないかとも思っていたのです。予想以上に少なかった…(;ω;)

 母としての「査定」のようだと感じてしまった

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私は別に新興宗教母乳教の信者というわけでもなんでもなく、「出す努力はする。でも完母は最優先事項ではない。出なきゃ出ないで混合で構わない」という考えで産んだはずだったのですが、いざ結果出されると凹みました。

看護師さん曰く、「今現在の坊ちゃんの裸の体重、かなり増えのペース速いよ。ミルク足しすぎじゃない?」と。まずミルクを減らし、その勢いでもっとおっぱい吸ってもらおうと。この辺りには、自分の努力不足を指摘されたみたいで…。いや、意地の悪い言い方ってわけじゃ全くなかったんですけどね。

ここからは完全に私の被害妄想です。看護師さんたちは優しいし、無茶な指導は全くなかったです。けれども今日、母乳の出の良し悪しを見られるのって、なんだか母としての査定を受けているような気持ちになるな、と思ってしまったんですよ。

母乳相談に来ていたのは私だけではなく、同じ日にお産をした人も来ていました。その方、すでに100cc以上飲ませることができていたんですよね。他にも、産後何日かは分からないんですが、たくさん出せている人が何人も。

え、なんで?1日に7〜9回は吸わせてるのに…チビは結構夜にまとめて寝てくれる子だから、殺人的な睡眠不足になってるわけでもないし、水分もたくさん摂るようにしてるし、里帰り中だから家事もみんなやってもらっていて、食事だってバランスよく取れてるはずなのに…と。

これ以上考えちゃうとそれこそ、新興宗教母乳教信者みたいになってしまうので、それは避けたいところなんですが…今、時期的にちょうどマタニティーブルーに当たるので、今日はここからしばらく元気でなかったですね。

で、どんどん連想ゲーム風にマイナス思考のドツボにハマるわけです。
おっぱい出てない→チビに申し訳ない→不安→夫に会いたい→早く家(夫と私の。今は実家にいるため)に帰りたい→イライラする→寂しい→夫に会いたい、早く家に帰りたい

母乳相談問題からただの産後の不安定母になってしまい、チビが寝ている横でしくしく泣いてしまったりして(;ω;)

あー、これがマタニティーブルーなのか!と。

 

結局、自分を追い詰めないようにしながらできることをやるしかない。

その後、親しい方や母の職場の方から出産祝いをもらったり、お世話中に見られたチビの表情に癒されたりして、まあ元気出て来ました。

ミルクを減らされたチビがこの後大丈夫かな…とは思いますが、でも適応してもらうしかないのかな。仲良しのお隣の奥さんは、母乳が安定するまで1ヶ月かかったらしいですし、実家のお向かいの娘さんは、仕事復帰を見越して混合で育てていたら、ミルク足しすぎてかなり赤ちゃんが太ってしまい、遅ればせながら母乳メインに切り替えざるを得ず、それでも充分出るようになったと聞きました。

そりゃ誰でも産後10日でザーザー出るわけないよね。みんな違うんだから。

上記の、「出す努力はする。でも(以下略)」の方針は忘れずにいないと自分を追い詰めそうなので、忘れないようにしたいです。

その上で、できることをやるしかないよね。

来週、また母乳相談に行ってきます。

 


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蕁麻疹のその後

産後、1日に何度も出たり引っ込んだりする地味に辛い蕁麻疹が3日続きました(;ω;)

快方に向かっている様子は全くなく、最初は両脚と両腕だったのが、だんだん範囲が広がって背中やお尻にも出て来るようになってしまった…( ;´Д`)

で、4日目になった今日、ついに産院に電話をし、受診することにしました。

多分薬を処方されるんだろうけれど、母乳出してる最中に大丈夫なのかなーと思いながらも、痒さに耐えかねました。いやはや、人間って痛みはある程度我慢が利いても、痒さって我慢できないものなんですねえ。

で、先生に色々説明はしましたが、結局これといった原因は分からないまま。まあそうなるよな( ;´Д`)。出るきっかけがまちまちなので、食べ物ではないんだろうけれども…とは言われました。

ただ、可能性としては、産後は肌が過敏になることがあり、例えば、産前は大丈夫だった服の繊維に突然反応するとか、そういったこともあり得るんだそうです。うーん、急に涼しくなったから、秋物の服に袖を通したけれど、それが関係あるのでしょうか。

で、内服薬としてアレグラを処方されました。花粉症の時期にマツキヨでも売ってるアレです。私、スギとヒノキの花粉症なので、この薬には馴染みがあります。

母乳には影響ないので、そのまま授乳は続けて大丈夫なんだとか。

で、帰って飲んでみたら一発でした。もう痒くならない!!(°▽°)

地味なストレスを抱えながら新生児のお世話はきついので、やはり受診してよかった!

さて、チビのお世話頑張るぞー٩( 'ω' )و


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蕁麻疹…

昨日の夜から、脚や腕に蕁麻疹が出るようになってしまいました( ;´Д`)あ、チビではなく、私の方にです。念のため。

ワーッと出て、その後割とすぐ引いてしまう。これを繰り返している状態です。程度は徐々によくなりつつありますが、出るタイミングがまちまちなんですよね。授乳中だったり、自分の食事後であったり。

薬は今のところ使わずに様子を見ていますが、寝ると綺麗に治ってます。やはり産後の体の疲れが残っているのか…

 

他にも、産後の身体がまだ不調だなーと感じることがあります。

まだお腹は完全には引っ込んでません。助産師さんには、8週間はかかると言われました。骨盤が広がったままなせいか、足の付け根、恥骨、腰の痛みは妊娠中と変わらず取れない。背筋をピンと伸ばして座るのが難しいです。

さらに、今一番困っているのが、おしもの違和感です。特に肛門付近。排便がしにくくなっていて、不快な感じが取れません。まさか痔になった?( ;´Д`)

会陰切開はしていないのですが、内側に擦過傷のような傷がついたのでそこは縫ってもらっています。そこがまだひきつれるような感じもあります。

産後はこういう症状が色々あるんでしょうから、一応様子を見ていますが、もしいつまでも良くならなかったら病院かな…(;ω;)

 


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お産入院中に聞こえて来た、教養のない会話。

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昨日、チビを連れて退院いたしました。1ヶ月検診が終わるまでは実家の世話になります。

チビのお世話はまだまだ不慣れですが、なるべく寝て体を休められるよう、親に頼りながらゆるゆるやろうと思います。

昨日から早速、ジーナ式ネントレに沿った1日の生活リズムを実践しているのですが、いやー本の通りにはいきませんや(笑)そりゃそうだよな…想定外のことがしょっちゅう起きる。

ただ、昨日の就寝時間は19時前にでき(夜間授乳はあったものの)、今朝も7時には起こして授乳開始できたので、これを守れたのは良かったのかな。ちなみに今のチビは、この記事を打っている側でお昼寝中です。とりあえずこの時間帯に昼寝というのは、ジーナの教えを守れてますが…(前後がうまく調整できなかったりするけれども)。

ジーナ式の実践に関しては、また追い追いレポートしたいと思います。

さて、本題。

 

お産入院中に聞こえて来た、教養のない会話

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お産入院中、私は大部屋入院だったので、同室の産婦さんとお見舞いの方との会話がよく聞こえて来たんですよね。で、退院前日の夜、こんな会話が聞こえて来たんです。ある産婦さんと、多分そのお父さん?のやりとりだと思うんですがね…

その①
父「どうだ、産みの苦しみが分かったか?」
娘「すごく。もー産みたくないよ」

会話から察するに、この人は経産婦さんで、1度目は帝王切開、今回は経膣分娩で産んだらしいのですが…

娘「帝王切開だとあとの傷の痛みがつらいけどね、でも下から出す方が大変だよ」
父「ハハハ、そりゃ当たり前だっての!

……そういうのはどうぞ、両方体験してから言ってください。
娘が言うならいざ知らず、どうあっても体験できない人が当たり前のことのように語るのは教養なさすぎだし、あまりに配慮がないと思わないかね?そばに帝王切開後の人がいたらどうすんの?ぶっ飛ばされるよ(いなかったけど)。

私は経膣分娩でしたが、所要時間58時間、出血850mlと、それなりにハードな方だったと思います。でもだからと言って、帝王切開は楽そうだなーとは全く思えません。だってお腹切るんだよ?切腹だよ?山南敬助はそれで死んだんだろ。確かに陣痛はないかもしれないけど、リスクのあることをしていることは間違いない。中には普通に下から出す予定だった人が、緊急帝王切開になるケースだってある。体の事情から経腟分娩にできず、毎回帝王切開になる人だっているんだし。
チビを取り上げてくれた先生が言っていましたが、女性は経腟分娩だと余裕で何人も産むことができるけれども、帝王切開の場合はそうは行かず、回数が限られて来るのだそうです。それくらい、体に負担をかける分娩方法なのだと。

経腟分娩の方が大変、帝王切開の方が楽、などとは口が裂けても言ってはならない。これは男女・経験問わずだと思う。

 

その②

上記の親子のやりとりに、こんなのもありました。

父「女の子の方が気楽だよなあ、いい男捕まえりゃいいだけなんだから

……産まれたのが女の子だったから出て来た発言だったんですかね。違うかな。
あー、なんかもう論破したい気持ちにもならない。なんなのこれ?教養という以前に価値観が前時代的すぎる( ;´Д`)

 

チビにはこういう男性になってほしくはないな

……とまあ、気持ちはここに帰結しますね。

チビは男子ですが、将来こういう男性になってほしくはありません。たぶん、うちの夫がそばにいれば大丈夫かなとは思いますが。教養ある、進歩的なジェントルマンにしたいものです。

 


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チビがお腹にできたばかりの頃、実はやっちまっていた色々

無事に産まれたのをいいことに、白状します。実は、チビがお腹に出来たばかりの頃に、あたくし、色々とやらかしておりました。Orz

チビは人工授精ベビーです。詳細は、以前書いた記事をお読みください。

sissy0421.hatenablog.com

治療で お世話になっていた先生に「今回はちょっとなあ…うーん」というリアクションをもらいつつ実行した人工授精の回でめでたく授かれた、そういう子でした。

というのも、この時は

  1. 夫の精子の数と運動率が、これまでで一番悪かった。
  2. 私の仕事の都合で、一番いいと言われたタイミングで病院に行けなかった。

つまり条件が悪かったんですね。よって、私もあまり期待しておらず「消化試合」とすら思っており、しかもそれなりに人工授精の回数を重ねた後だったので「人工授精はこれで打ち止め。次から体外受精!」と思ってました。

が、成功してました\\\٩( 'ω' )و ////

ただ、消化試合扱いしていただけに全く期待をしていなかったのです。よってこの時、自分のお腹に命が宿っているとは思わずにヤッチマッタことが山ほどありました。

季節は12月。そう、チビが着床したかしないかの頃、世間は年末年始を迎えていたのです。

① 夫の実家に帰省して連日飲み放題

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新幹線の距離にある夫の実家。お盆と年末年始はいつも数日間帰省することがお決まりです。この帰省は毎回楽しみなのです。義両親との仲が良好だからこそなのですが、この数日間、グルメ三昧になる!(´∀`)義母のお料理ももちろん美味しいのですが、義父の贔屓にしている高いお店に連れていってもらえます。
さらに年末年始なだけあって、お酒も毎日飲み放題。ビール・どぶろくが中心なのですが、日本酒やワインも出てきます。日頃は高くて買えないやつですよ。

…つまり、妊娠に気づかないまま、アルコールをかなり取ってしまっていたんですね。ああ(・Д・) 

 

② 帰省後すぐに海外旅行へ

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で、帰省から帰って来た次の日のことなんですが…
この時、結構まとまった休みが取れていたため、イギリスへの一人旅を決行したのです。なぜ一人旅なのか?夫が一緒に行ってくれないからですよ( ;∀;)海外旅行には本当に興味のない人で、とかく私が行きたがるイギリスには余計興味がないっていう…。

計画は結構前からしていた旅行でした。帰省から帰って来たのがまだ1月2日のことだったので、3日に出国。新幹線移動を終えて数時間後には空港に向かって出発、というのは身体的にはハードでした。ただこの時、仕事やら不妊治療やらのストレスが想像以上に溜まっていたため、現実逃避して発散したい頃だったんですよね。こういうのに理解を示してくれる夫で本当に助かった。

 で、エコノミーでのフライト(トランジット付き)。フライト中もアルコール飲んでました。イギリスに着いたら着いたでアクティブに行動開始。ロンドン市内で観劇、美術館、買い物、食事やアフタヌーンティー、とせかせか動き回る毎日。特別寒いとは感じなかったもののやはり雨が多い国でした。不規則にシトシト降るような感じだったので、傘はあまりちゃんとささなかったです(折りたたみを持ち歩いてはいましたが)。

長距離列車でロンドンを離れ、地方に足を伸ばした日もありました。その日も雨。まあまあ濡れつつ、歩きまくり、買い物をしてしまったためにそこそこのサイズの荷物も持って歩いてました。

で、帰りのフライトはブリュッセルでのトランジットがギリギリになり、ANAの搭乗口に向けて全力疾走する羽目になる始末。無事に乗り込めて一安心、と思ったら気が緩んで一杯飲みたくなり、白ワイン。

……で、帰国して数日後、どうも身体がおかしいなと思い、生理予定日を三日くらい超過した時点で検査薬を使ってみたら、ビンゴでしたo(`ω´ )o

旅行中、やたら眠い、だるいというのがあるにはあったのですが、観光疲れか時差かと思っていたんですよねえ。

いやあ、結構無茶苦茶していたのに、よくチビはお腹にしがみついてくれていたものです。その後も順調に育ってくれました。産まれる子は何があっても産まれるってよく言われますけれど、そういうものなんですね。

「チビはママとイギリスに行ったことがあるんだよ」といつか話してみようかと思います。飲んでばっかりだったことは話さないでおこうかと思います。

……あと、ここまで書いたのを読み返してみますと、まるで私がすごい酒豪かのような印象しかないんですが…実際、私はそこまでアルコールに強くはなく、量は飲めません。ワインだったら3杯目でいつもやめています。結構わかりやすくふらつく酔い方をするんですよ。

直感的に、チビは将来酒豪になりそうな予感がしていますので(夫が強いし)、成人したら一緒にワインで乾杯したいものです。

 

母になりました

第一子の長男を出産致しました。

予定日を超過すること12日、なんと4000gを超えたビッグベビーでした( ゚д゚)40週での最後の検診では推定体重3400gだったので、全くの想定外。でもお陰様で、母子ともに健康です。

 

……で、以下が今回のお産の流れになります。なかなか大変な経験をしました( ;∀;)

 私のお産、その流れ

入院したのが、陣痛が10分間隔になった土曜日の朝。

ところがその後全くお産が進まず、ここから誕生まで58時間かかってしまったのです( ;∀;)

しかもこの辺りの日、入院した産院はお産ラッシュだったらしく、次々と陣痛の始まった妊婦さんたちが入院してくるのですが、私より後に来た人たちが次々とお産を済ませていってしまい、6〜7人に抜かれる羽目に…Orz

みんなスッキリして出ていくのに、こちらは決定的に陣痛が強まるには至らず(でも痛い)、子宮口はなかなか開かず、胎児は降りて来ずで、陣痛室で2回も吐いて助産師さんに迷惑をかけ、そのまま2日間食事が全くできなくなり、点滴を打たれる始末。そして気づけば日曜日が終わり、陣痛室に2泊(´Д` )

段々頭も馬鹿になり、もー無理殺してくれ!と思い始めたあたりで、月曜日の午後、先生が破膜での破水と陣痛促進剤の使用を決めてくれて、ここから一気に進みました!

てか、陣痛室に2泊する前に促進剤使えば良かったんじゃね?と思われそうですが、 それはリスキーだったんだそうです。私の陣痛が始まったのが土曜日の朝、その後日曜日にかけて長引いてしまったため、万が一その間に促進剤を使ったがためのトラブルが起きて外部機関に搬送しなければならなくなった場合、土日ゆえにそれができないというリスクがあったからなのだそうです。確かに医療機関は土日は機能が低下するのが普通ですが、そういう理由ですか…( ;∀;)

で、月曜日の夕方、ついに一気に進んだため、陣痛室でいきむ練習を繰り返してから分娩室に入り、そこから20分の速さで誕生しました。4000g超えの大きさにその場にいたスタッフさんたち全員が引いてました。だからなかなか降りてこなかったんじゃないの?という空気が現場に漂う…( ;∀;)

なかなか得難い経験をしました。旦那と母が交代で付き添ってくれていたから乗り切れました。妊娠中、トラブルらしいトラブルもなく、順調に来れていたのですが、最後の最後でこんなオチになるとは思ってもみず…( ´△`)

お産に王道はないんだと痛感しました。何より、息子が心拍を弱めることもなく、無事に出て来てくれたことが一番の喜びです。

チビと散々呼んできましたが、全くチビでなかった息子。まーそれでもチビと呼ぶんでしょうが、これから息子との生活を始めます!!